第32回MODO勉強会 もくもく勉強会 リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ - 1月 16, 2020 MODOとUnrealの作業会です。 特にテーマはなくゆるっとした雰囲気で自由に作業していただけます。 途中の入退出もOKです。今回は大阪市中央公会堂で開催します! https://osaka-chuokokaido.jp/ いつもMODO勉強会で講師と務めている六水条さんがマスターとして参加しているので、 前回までの勉強会でわからなかったことへの質問、MODO・Unrealのお悩み等も可能です。 ご参加お待ちしております! 【受付】 https://modougosaka.connpass.com/event/152031/ リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ コメント
輝度と放射輝度 - 11月 03, 2011 みなさん、こんばんは。 柳村です。 今回は、modoの光の単位である、輝度と放射輝度についてお話します。 modoの日本語表示が間違えている気がするのですが…。 もしかして単位の表記の方が間違えていると、この内容は意味がないかもしれません(笑) ですが、単位を信じて進めていきたいと思います。 まずは、「光度」という概念についてお話します。 「光度」というのは、光源からあらゆる方向へ、単位立体角あたりにどれだけの光束が飛んでいっているか? ということを表す「測光量」です。 この、単位立体角という概念はなじみがないのでわかりにくいのですが、下の図をご覧ください。 まず、立体角とは球の中心に向かってアイスクリームのコーン(円錐)を差し込んだときの アイスクリームのコーンのとんがり具合の角度。みたいなものです。 角度を立体的に考えます。 正確にはコーンを差し込んだときに球の表面と重なる部分の面積で、角度を考えます。 コーンが開けば、面積も大きくなるので、立体角も大きいと言えます。 そして単位立体角とは半径1の球体で、コーンと球の表面が重なる面積が1の立体角の事を言います。 そして、立体角の単位は「ステラジアン」と言います。 光源からは空間全体へ、あらゆる方向に光が飛んでいますが、 光源の中心にアイスクリームのコーンを”ぶっさした”と考えてください。 そのコーンの中を通ってくる光束の量が「光度」となります。 光度の単位は、単位立体角あたりの光束の量なので、lm/sr(ルーメン毎ステラジアン)となるのですが、 特別に、cd(カンデラ)と言う単位がつけられています。 ちなみち、カンデラとはラテン語から来ていて、「ろうそく1本の明るさ」だそうです。 キャンドルとも、なんとなく似ていますよね。 さて、点光源のように面積を持たない場合の光源はこれでいいのですが、 面光源のように、面積を持っている光源の場合はどうでしょうか? そこで登場するのが、「輝度」です。 輝度は、光度に面積の概念を付け足したものです。 ある面積を持った光源を、とある角度から見たときの、「見かけの単位面積当たりの光度」を輝度と言います。 この、見かけの面積というのは、正円を真正面から見ると正円のままですが、少し斜め方向から見ると楕円に 続きを読む
ノーマルマップ(法線マップ)について - 2月 14, 2012 みなさん、こんにちは。 柳村です。 先日、modo UserGroup Tokyo 主催の勉強会へ参加させていただきました。 私は、リプリケータについて解説をさせていただいたのですが、 そのなかで、軽くふれましたノーマルマップについて補足させてただきます。 まず、ポリゴンの法線について簡単にお話しておきます。 ポリゴンというのは、基本的に”面”なのですが、 その面が3D空間の中で”どの方向を向いているのか?”という事を表しているのが、ポリゴンの法線です。 下の画像では、ポリゴンからヒゲのように生えているのが法線です。 modoは初期設定の状態ではポリゴンの法線が表示されないので、 表示したい場合は、ビューポートオプション(ビューポート上で"o"キーで開きます)で 表示属性の、選択法線の表示にチェックを入れてください。 つまり、法線の方向=ポリゴンの面が向いている方向なのですが、 この法線の方向をもとにして、ライトとの角度やカメラから見た角度などを コンピューターが計算することで、そのポリゴンの明るさや・ハイライト・鏡面反射など、 さまざまな要素が決定するのです(シェーディング)。 余談ですが、このことから非平面ポリゴンというのは極力避けなければいけないです。 非平面ということは平面に非(あら)ずなので、面ではないのです。 ポリゴンの面の方向を示す法線ですので、3DCGでは面ではない非平面にも法線は存在します。 しかし非平面の面の方向を示しているので、変な反射や不正な影などのレンダリングエラーの原因となります。 話を戻しまして、ポリゴンの面の方向を示すのがポリゴンの法線ですから、 基本的には、1ポリゴンについて、法線は1本です。 そこで、技術屋は考えました。 たとえば、ディフューズカラーの場合、 普通は1ポリゴンのディフューズの色は、マテリアルのカラーで指定された1色ですが、 テクスチャを投影することで、1ポリゴンの中に複雑な模様を表現できます。 ということは・・・テクスチャを投影してポリゴンの法線をコントロールすれば、おもしろくなるんじゃないの? つまり、テクスチャの各ピクセルごとに法線の情報を持たせれば、1ポリゴンに複数の法線を指定できるということです。 10ピク 続きを読む
あかり - 10月 21, 2011 おはようございます。 柳村です。 今日、10月21日は”あかりの日”らしいです。 1879年にエジソンが実用性の高い白熱電球の発明した偉業を称えて、制定されたそうです。 あかりの日にちなんで、あかりのお話をしたいと思います。 modoは測光ライト・フォトメトリックライト・IESライトなど呼び方はさまざまですが、 照明器具の放つ光を測定して記録したファイル(IESファイル)を使用して、 実物の照明器具と同じような配光パターンの演出や明るさを再現できます。 日本では、 遠藤照明 から、IESをダウンロードすることができます。 遠藤照明のIESは照明器具の配光パターンだけではなく、電球の違いも選択することができます。 IESには主として、配光曲線を数値化したデータが記述されています。 上の図が極座標を用いた照明器具の配光曲線です。 1000lm(ルーメン)あたり、水平・垂直方向の何度の位置で何cd(カンデラ)の明るさなのかを示しています。 ところで、この測光ライトを使用された方はご存知だと思いますが、 ライトの明るさが、変な数字が変だな?と感じたことはありませんか?? ちなみに、上の画像のIESをダウンロードして測光ライトによみこませたところ、 9.075W/srm2 という数値になりました。 しかし、画像を見てみるとランプが32W X 2とあるように、 32Wの蛍光灯を2本なので64Wでは?? と思ってしまうのですが、結論から言いますと9.075Wが正解です。 照明器具のメーカーが測光したデータなので正解で当然なのですが(笑) 上の画像はこの照明器具のIESファイルをテキストエディッタで開いた画像です。(右側は切れてます。) 7行目くらいまでは、なんとなく読めますが以下暗号に見えます。 ですが、ちゃんと人間もわかるデータになっていて、 10行目は配光曲線の垂直方向の角度、11行目は水平方向の角度が羅列されています。 12行目から、測定された明るさ(カンデラ値)が列挙されています。 この値の中で、一番高い数値(1624.4999)がmodoの測光ライトの明るさとなります。 modoの初期設定の精度と単位にある光単位系を放射度から光度にすると、 単位が W/srm2 から cd/m2 に変わって、ラ 続きを読む
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