MODO#37リポート


7/30に30分の時間制限の中でモデリングを行う

タイムアタック勉強会を開催しましたのでレポートさせていただきます。


元々は勉強会メンバー内の遊びではじめたことが

きっかけでしたが、やってみると同じモチーフでも

参加者の人数分だけ作業手法があり、これをみんなで

共有できたら作業の幅が広がるのではないかと思い、

今回勉強会という形で構成させていただきました。


勉強会の中では解説の時間を設け、4名の方に作業手法を

ご紹介いただきました(発表者の皆さんありがとうございました!)

簡単ではありますが下記に紹介させていただきます。

今回のモチーフはセロファンテープ。時間制限は30分としました。


______________________________________________________

カモさんは三面図を使いオール四角面でモデルを構成しているのですが

モデリングスピードが早かったです。テープカットのぎざぎざの刃の部分まで

作製されていました。UIにも使用するコマンドを登録しておくなど効率化が図られていた印象です。







______________________________________________________

六水条さんはテンプレートを使用せず目視のみで進めるスタイルで、まさに模写する感じで作業されていました。頂点ウエイトマップでエッジをコントロールし形状を表現するなど、少ないポリゴン数で作業を進めておられ、データ容量に優しい進め方でした。






______________________________________________________

HIROSEさんはパース画面メインで作業を進めておられ、

モデルの各エッジを丁寧に処理されているのが印象的で、仕上がりが大変きれいでした。

台座のテープ受けの部分はブーリアンで処理するなど工法も多彩でした。










______________________________________________________

豊島は録画を披露できないという痛恨のミス!

別録の腕慣らしタイム(10分間で作成する軽めのモデリング)で作製したシャンプーボトルの制作フローを紹介しました。

個人的には今回の制作で三面図の読み込み方の効率的な方法を発見することができ、

大変収穫がありました。


それぞれ仕事内容が異なる3DCGモデラーですが、向き合っているプロダクトによって

モデルの気になるところがそれぞれ異なるように感じられ大変興味深かったです。


今回は僕も発表させていただきましたが、個人的には発表した方が断然面白いです!

自分の作業手法を言葉にして表現する事は実生活ではなかなか無いと思いますが

発表・言語化することで、自身の作業目的・作業手法の選択を再認識することができ、

作業効率を見直すきっかけになったかと思います。


とはいえ、一緒にモデリングするだけでも十分楽しく勉強になります。

皆さんも機会がありましたら是非ご参加いただければと思います。

それではMODO勉強会でお待ちしております!


コメント

このブログの人気の投稿

輝度と放射輝度

ノーマルマップ(法線マップ)について

あかり