無限軌道

おはようございます。
柳村です。

無限軌道のリグを組んでみました。
ところで・・・キャタピラって登録商標だったんですね!知らんかった・・・(笑)



参考LXOファイルのダウンロード

Masterローケーターがパス上を移動すると、キャタピラと車輪が自動で回転します。
軌道のカーブや、キャタピラのカーブをいじってみてください。
リグの効果がよくわかると思います。

本来は、パスパーセンテージを
アニメーションさせて本体を移動させるのですが、
リグを組む際に、本体のパスパーセンテージの値を参照させることがmodoの仕様で無理なので
"Move"というユーザーチャンネルをMasterロケータに追加して、
この値をパスパーセンテージへ渡すように組んでいます。
ですので、本体を移動させるには、この"Move"の値を0%-100%でキーフレームアニメーションさせます。
パスパーセンテージから、移動量を求めたいので、どうしても参照しないといけないのです(笑)
Masterロケータの移動量をもとにして、ベルトのスライド量・車輪の回転量を求めています。

ベルトは1枚1枚のパーツをインスタンスで複製していますが、結構大変です・・・。
ベルトもパスアニメーションですが、ベルトのパーツの配置にはパスオフセットを使用しています。
ですが、Partsアイテムに付随しているPath Constraint: Curveのパスオフセットに
直接手動で指定していません。
その理由は、間隔を後から簡単に変えられるように、一工夫しています。

Masterロケータに"Offset"というユーザーチャンネルを追加して、基本となるオフセットの値を指定します。
Partsアイテムに付随しているPath Constraint: Curveにも"ID"というユーザーチャンネルを追加して
インスタンスを複製したときに手動で順番にIDを振っていきます。
そして、リグによってOffsetとIDを掛け算して、本来のパスオフセットへ値を渡しています。

この例では、Offsetは1.6667%を指定しています。
この値は、100%を60個のアイテムで割った値です。
ですので、IDが59番目(IDは0が起算なので、60個目)のインスタンスは
ほぼ100%の位置に配置されることになります。

スケマティック↓

なかなか文章での説明が難しいのですが、
LXOファイルと合わせて、ご参考いただけましたら幸いです。

コメント

このブログの人気の投稿

輝度と放射輝度

ノーマルマップ(法線マップ)について

あかり